CHIAKIほおずき
2015年度テーマ「生活機能向上の取り組み」

発表テーマ

「できるが増えると「笑顔」も増える」

発表者:M・T
CHIAKIほおずき姫路宮西
デイサービス

目的

対象者 A様 要介護5
・前二輪車輪型歩行器使用。
A様の在宅生活への思い
・自室ベッド横にポータブルトイレがあるが、動作が間に合わず、失敗することが多い。
・出来ればポータブルトイレではなく、自宅のトイレで排泄がしたい。
・もっと上手く歩行器を使えるようになりたい。
・家での移動時に、小さな段差で足が引っかかる事があり、こけそうになる。

方法

A様の現状
・自室にあるポータブルトイレまでの移乗が上手く出来ず、間に合わないことが多い。
・立位が不安定な為、自力でのズボンの上げ下ろしが困難。
・すり足気味の為、歩行時に小さな段差に引っかかる事が多い。
・歩行器を使用されているが握力が弱く、しっかりと歩行器を押せない。
運動メニューの作成
☆踵・つま先上げ 各20回
☆下肢の挙上・伸展 各30回
☆上肢の挙上
☆ハンドグリップ・グーパー 20回
☆平行棒内歩行 10往復
(ステップ台12.5)

 

結果

現在では…
・ズボンの上げ下ろしにかかる時間が短くなり、以前よりスムーズに。
・歩行時の玄関や小さな段差等への引っかかり回数が減少。
・できる事が増え、様々な場面で「私もやってみる」と積極的に取り組まれるように。
A様の今後の目標
・ポータブルトイレではなく、自宅のトイレで排泄ができるようになる。
・新たな本人様の「したい事」を聞き取り、それの実現に向けて職員全員で取り組んでいきたい。

まとめ

・利用者様の運動意欲の向上を目指し、新たな運動メニューの考案や運動器具の充実が必要だと感じた。
・今後、更なる生活機能訓練の内容の充実に向けて、本人様や家族様への聞き取りを細かく行い、
職員全員で生活機能訓練に取り組んで行きたい。
今後に向けて
・l利用者様一人一人の生活課題を利用者様と一緒に考え、
在宅生活を豊かにしていけるように取り組む。
・生活機能訓練だけではなく、利用者様が継続して体を動かせる環境作りを目指していく。
・利用者様の「出来る」事を増やし、活力の向上を目指していく。
利用者様の重度化にどう対応していくか
・重度化への対応としては、
①身体的・医療的な重度化(加齢と病気の進行)
②認知症の周辺症状の進行(BPSDの顕在化)
③在宅状況の変化(家族環境の変化)
以上の3点を重点として対応を進めています。
・様々な困難事例とニーズに対応できるように、職員が一体化することから
環境を整え、技術を身につけられるようにしていきたいと思います。