ありがとう物語No.4

入社して直後は、戸惑うことが多々ありました。想像していたものと違うかったり、ハードな毎日になかなか慣れることが出来ず、 何度もくじけそうになったり泣いたりしました。大学で福祉について学んでいたものの、いざ実務となると、入居者様とのコミュニケーションの取り方や介助方法など、難しく非常に困惑していました。毎日、自己紹介して挨拶していても 「あの人誰や!」「名前も知らんしなー」など言われることも多く、 話しかけても、一方的に話しているだけでうまくコミュニケーションがとれず辛い毎日が続きました。

それでも根気強く来る日も来る日も自己紹介し、お話していると「頑張ってるね」「何かすることあったら言ってよ」など、入居者様の方から話かけて下さるようになりました。徐々に私に心を開いて下さっているのが、言葉や仕草、表情から分かり、距離が近くなっていることに気付き、少しずつ、仕事が楽しくなってきました。その頃から、自分のペースがつかめるようになってきました。

入居者様の気分転換のため、散歩に行ったり買い物に行ったり、時には一緒にゴミ出しに行っていただいたりと、いろいろと工夫してみたりして、少し余裕が出来てきたように思います。

最近は、「もうすぐ体操やな」「もうすぐおやつやね」など入居者様の何気ない一言に、生活を共にさせていただいている喜びをしみじみと感じます。日々の業務の中には、辛いことも多々ありますが、それ以上にやりがいがあり、入居者様や先輩職員との何気ない会話で笑うことが元気の源となっています。

「ありがとう」「お姉ちゃん大好き」といった温かい言葉と笑顔を下さる入居者様のことが大好きです。まだまだ、未熟者な私ですが日々精進していきたいと思います。