危険な一人暮らしから安心な生活へ

【相談内容】

・対象者 女性(89歳・要介護1)
デイサービスとヘルパーサービスを利用しながら、一人暮らしをされていましたが、
デイサービスのお迎えや、ヘルパー訪問時に出て来られない事が多くなり、その都度、
近隣を探し、家族に連絡して、玄関を開錠してもらい安否確認をお願いする事が増えてきました。
また、家族に警察から保護されたという連絡が夜間にあったり、電子レンジにご飯とおかずが
入ったままで腐っていたり、一人での生活が心配な状況でしたが、家族もどうすれば良いのか
決断出来ずに、何とか生活が継続していました。
しかし、この夏の猛暑の中、クーラーを付けずに過ごされている事が判明し、何度も室温調整を
促しましたが、本人が理解できず脱水症状になりかけており、このままでは命に危険があると
判断し、家族に相談しました。

【相談員の対応】

 家族は当初、本人は暑がりでクーラーを付けずにいる事に半信半疑でしたが、デイサービスの
迎えの時、出て来られず、家族に訪問をお願いしたところ、サウナのような状態の中でいる本人を
見て、状況を把握されたようで、見守りのある環境での生活を希望され、在宅介護支援住宅を
提案させていただきました。
住宅見学の時、私自身も家族も、夫と一緒に暮らした今の環境から変わりたくないだろうと、
勝手に思案していましたが、本人は、こんな住宅で暮らしたかったと言われ、拒否無く
転居する事となりました。
いざ転居してみると、賑やかな環境で生活する事で、表情も明るくなり、体調も良くなりました。
(排泄の失敗が噓のように無くなりました)
今は見守りのある環境で、ご自分で出来る事はしてもらいながら、デイサービスでは趣味活動を
楽しまれ、食事も3食しっかり摂る事ができ、生き生きとした生活をされています。
家族も、日々の生活の状況がわかるので、安心できると喜ばれています。