CHIAKIほおずき介護事例発表会

対象者　姫路宮西利用者様
・今回、利用者様の体調管理をケアに活かした取り組みを行うに当って、
当施設では、排便の管理と水分補給の2点に着目し、取り組みを行いました。

取り組み内容
・摂取して頂く水分量の増加をめざす
・全体体操のメニューに排便体操を追加
・整腸作用の飲食物を提供

水分量
・高齢者は1日1500～1300ｍｌ必要
↓
『デイサービス利用時に1000ｍｌを目標』

足浴
・血行促進＆安眠効果
ホットパック
・腰痛や関節痛、便秘解消！
排便体操の実施
・職員が皆の前で説明しながら行う事で利用者様も実践しやすい。
整腸作用のある飲み物を摂取
・普段と違う味で、飲みやすい為、沢山飲める！

以前の水分量（概算）※コップ１杯を130ｍｌで計算
来所時：130ｍｌ
入浴時：130ｍｌ
昼食時：130ｍｌ
喫茶時：130ｍｌ
体操後：130ｍｌ
おやつ：130ｍｌ
↓
１日合計780ｍｌ

改善後の水分量（概算）
来所時：130ｍｌ×2
入浴時：130ｍｌ
昼食時：130ｍｌ×2
喫茶時：130ｍｌ
体操後：130ｍｌ
おやつ：130ｍｌ×2
↓
１日合計1170ｍｌ

現在では…
利用者様の変化
・送迎時や連絡帳で、排便の報告をよく受けるようになった。
・「おかわり」の言葉をよく聞くようになった。

職員の意識の変化
・排泄に関して敏感に
・細かな事でも報告し合う環境に。

今回の取り組みで感じた事
・水分補給の大切さの再認識。
・環境によって利用者様も変わる。

今後に向けて
・更に細かい報告を行い、ご自宅での介護を手助けする。
・排泄以外の利用者様の体調管理も行っていく。