CHIAKIほおずき
2017年度テーマ「よりよい食事環境」

発表テーマ

「健康的で楽しい食事」

発表者:M・Y
CHIAKIほおずき神戸伊川谷
グループホーム

目的

対象者:A様 92歳 要介護1
既往歴:認知症・狭心症
<A様の状況>
・入居後の体重の減少がみられる
・食事は自身でしっかり食べられているが、食器に不満を言われることがある
・本人の好みに関わらず 施設準備の食器類・ワンプレートを使用していたので食べづらい様子が見られました
・口腔ケアをご自身でされていたが、していないことが増えてきた
☆これらの問題を解決し、健康的で楽しい食事が出来るように取り組んでいきたいと思います。

方法

《取り組み》
◇好みの食器を購入
・茶碗・小鉢・汁椀・湯呑・箸など色・好みの柄・皿の大きさ・深さ・持ちやすさも考え購入する
◇口腔ケアの実施
・訪問歯科の導入
・まず声かけをし、義歯を外して磨いて頂く。その後そのまま自歯も磨いて頂く

結果

現在では
食器は小分けのほうが、お皿を持って口まで運べているので食べやすくなりました。
その結果食べ残し、食べこぼしが減少しました。
ですが体重が減少していることからもう少し適切な摂取カロリーを主治医とも相談していく必要があるようです。
口腔ケアは指示は理解されているので自身で歯磨きは出来ています。
訪問歯科を導入したことによって 歯磨きをする意識が高まりました。また職員もリスクを学ぶ機会になり、意識が高まりました。

まとめ

《今後に向けて》
◇今後の課題◇
・体重を定期的に測定し、必要であれば食事以外の補食の導入を主治医と検討する必要があると思われます。
・職員間での食事提供時の食器を統一していきたいと思います。
・口腔ケアの声かけ・見守りを徹底し、自ら歯磨きをしてもらえるような関り方を模索していきたいです。
☆今後、これらの取り組みを施設全体で実施することにより、職員間での意識向上に繋げていきたいと思います。