CHIAKIほおずき
2017年度テーマ「よりよい食事環境」

発表テーマ

「食で繋ぐ在宅生活」

発表者:N・Y
CHIAKIほおずき姫路宮西
デイサービス

目的

対象者:N様 94歳 要介護2
<自宅での過ごされ方>
・ほとんど寝ている。
・デイに行かない日は早くて12時頃に起きてくる。
・ひどい日は19時頃までベッドで横になっている。
・丸一日食べない時もある。
<ご本人様の想い>
家でずっと暮らしたい
<ご家族様の想い>
足の筋力も衰えてきて、家でこける事もある。
デイサービスに行かなかったら一日寝ているし、規則正しい生活も送れない。
私は最後まで家で見てあげたい。

方法

《解決すべき課題》
①転倒なく生活したい
②楽しみある生活を送りたい
《目標》
①長期目標
下肢の運動を行い転倒なく、安定した歩行が出来る様になる
①短期目標
運動して筋力低下を予防する
②長期目標
デイサービスでの行事、レクリエーションに参加し、意欲向上を図る
②短期目標
利用者や職員と会話することで楽しみの時間を持つ

結果

現在では
拒否される事なくおしぼりたたみや作品作りなど積極的に取り組まれる様になりました。
また、体操や集団レクにも参加され身体を動かされる様にもなりました。
顔なじみの方もたくさんおられ、楽しく会話をしながら昼食やおやつ等も毎食完食されています。
 職員にも意識の変化が現れ、在宅でどのような生活を送っているのか、ご利用者・ご家族様とコミュニケーションを図る機会が増えました。
環境作り、雰囲気作りがいかに重要か再認識も出来ました。

まとめ

《今後に向けて》
食事とは単なる栄養補給と健康の維持だけではなく、生活を豊かにする効果もある事を学び、環境一つ変わるだけで良くも悪くもなると感じました。
今回の発表を通して、それぞれ生活スタイルは異なるということ。
在宅支援に繋がる取り組みがデイサービスでは求められていると思い、まだまだ自分たちが行うべき事がたくさんあると感じました。
現在、利用されている方々は選んで来て頂いている事を実感し、今後も継続し在宅生活が送れるよう
一人一人に合わせた対応を心がけ取り組んでいきたいと思います。