【相談内容】
同居されている娘様より相談がありました。
ご本人様は自宅にて自立した生活を送られていましたが、転倒により大腿骨骨折。
また、肺気胸を再発され長期入院を余儀なくされました。
治療を終えて在宅復帰となりましたが、
体力低下とADL低下により、ベッド上の生活となりました。
同居の娘様と、近所に住む娘様の姉妹二人で交代しながら介護をしていますが、
自宅での入浴が困難となり介護保険サービスを利用したいことから
支援させていただくこととなりました。
【相談員の対応】
相談連絡後、すぐに自宅訪問を行い、
ご本人様、ご家族様との面談の中で様々な要望や課題も分かりました。
ご本人様としては、家族のみの介護を希望されており、
「どこにも行きたくない。」「娘の介護で十分。」と介護保険のサービス利用には拒否的でした。
しかし、同一法人内のデイサービス責任者と連携を図り、
ご本人様、ご家族様にサービス利用について説明を行い利用開始となりました。
サービス利用時の入浴で皮膚のトラブルが発生していることを確認。
ベッド上の生活時間が長いことが原因でした。
また、退院後の在宅医との連携も図れていない状況でした
急遽、訪問診療医を紹介依頼し、訪問看護の利用調整を行いました。
自宅のベッドも市販の物であったため、
福祉用具にてベッドやマットのレンタルも利用調整しました。
現在は、皮膚トラブルも軽減しており、
通所介護・往診や訪問看護・福祉用具を利用しながら在宅生活を送られています。
家族様からは、「サービス調整が早くて驚いた。」
「何でも相談しやすい」との声もいただいております。
今後も親身・丁寧・迅速な対応で支援を継続します。