対象者:明石西グループホーム利用者様
テーマである「楽しく、美味しい食事をしていただくために」
その原点に事例発表を通して立ち返りました。
そもそも「なぜ人は食事をするのか?」と言う事を入居者様・職員で考えてみました。
食べることの意義とは、生理的な意義・精神的な意義の2つのグループに分けられます。
《生理的意義》
・生命維持
・身体を健康に保つ
・病気の状態から回復、病気を予防する
《精神的意義》
・食欲が満たされると人は安心する
・意欲が出てきたり、生活にハリを感じる
・健康感にあわせた食事をする、話題のお店に行く→自己表現の一つ
今回、『食事について、食べる事についてどう思いますか?』と言う事を入居者様、職員に聞き取り調査を行いました。
アンケートの結果、入居者様、職員共に生理的な意義の意見が60%以上を占めました。
どうしたら精神的意義が高まるのだろうか?この疑問を入居者様と一緒に考えました。
《入居者様の意見》
・食べた後にもっとゆっくりしゃべりたい
・美味しかったなどの何気ないお話が出来たら…
・美味しいものが食べたい
・食べたいと思うものを食べたい
・全然おなかいっぱいにならへん
これらの意見を基に、楽しく、美味しい食事時間を過ごして頂ける様に取り組んでいきたいと思います。