2017年度テーマ「よりよい食事環境」

CHIAKIほおずき
2017年度テーマ「よりよい食事環境」

食事で咲かす 幸せ笑顔

食事で咲かす 幸せ笑顔
発表者:T・Y
CHIAKIほおずき明石西
グループホーム
対象者:明石西グループホーム利用者様
テーマである「楽しく、美味しい食事をしていただくために」
その原点に事例発表を通して立ち返りました。
そもそも「なぜ人は食事をするのか?」と言う事を入居者様・職員で考えてみました。
食べることの意義とは、生理的な意義・精神的な意義の2つのグループに分けられます。
《生理的意義》
・生命維持
・身体を健康に保つ
・病気の状態から回復、病気を予防する
《精神的意義》
・食欲が満たされると人は安心する
・意欲が出てきたり、生活にハリを感じる
・健康感にあわせた食事をする、話題のお店に行く→自己表現の一つ
今回、『食事について、食べる事についてどう思いますか?』と言う事を入居者様、職員に聞き取り調査を行いました。
アンケートの結果、入居者様、職員共に生理的な意義の意見が60%以上を占めました。
どうしたら精神的意義が高まるのだろうか?この疑問を入居者様と一緒に考えました。
《入居者様の意見》
・食べた後にもっとゆっくりしゃべりたい
・美味しかったなどの何気ないお話が出来たら…
・美味しいものが食べたい
・食べたいと思うものを食べたい
・全然おなかいっぱいにならへん
これらの意見を基に、楽しく、美味しい食事時間を過ごして頂ける様に取り組んでいきたいと思います。
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食事と口腔ケアについて

食事と口腔ケアについて
発表者:K・N
CHIAKIほおずき姫路阿成
デイサービス
今回デイサービス姫路阿成が口腔ケアに取り組むことに決定した理由は、事業所としての取り組みが乏しく、
家族様のニーズも不明な点があった。
また、認知症ケアの視点から見ても食事の重要性を再確認する機会にしたいと思いからこのテーマとなりました。
対象者:T.M様 女性 82歳 要介護4
《病歴》
・左大腿骨骨折人工骨頭置換術(H23)
・アルツハイマー型認知症(H26.8~)
昨年秋頃から嚥下機能が低下傾向となり、ケアマネジャーからも食事形態について相談があり、ミキサー食へと変更。
家族様からは、「何とか回復して欲しい…」との希望があり口腔ケアの導入を始めました。
しかし、始めは声かけに応じてもらえず義歯の確認も難しい状況が継続。自分の行動の流れが変化する事を好まない事もあり、フロアでの関係性を向上させるようにしました。
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⑬「がんばった賞」

食べることへのチャレンジ

食べることへのチャレンジ
発表者:F・K
CHIAKIほおずき姫路辻井
生活介護
対象者:M・Y様 男性 障がい支援区分6
<障がい疾病として>
・脳性小児麻痺
・両上肢の機能全廃
・体幹機能障害により座位不能
・意思疎通可能だが発語しにくい
・電動車いす自操
<現在の身体状況&食事環境>
・左手は物を握ることはできる
・左腕は少し上がる
・食卓テーブルまでは腕が伸ばせない
・口は大きく開くことができる
・咀嚼、嚥下ではたまに少しムセることがある
・食事形態はご飯ふつう、おかずは一口大
・スプーンでの介助で食事を摂る
・次食べたいものの希望を伝えられる
<ご本人様・ご家族様の想い>
<ご本人様>
ご自分で食べられるように頑張りませんか?との質問に「やってみる!」と意欲を持たれました。
<ご家族様>
「本人がやるつもりがあるならやってみてもらいたい」と本人の気持ちを尊重されました。
☆ご本人様の前向きな想いとご家族様の意向も確認できましたので、今回の目標を「自分で食事を食べられる」としました。
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⑭「最優秀賞」

みんなと食べるとおいしい

みんなと食べるとおいしい
発表者:O・S
CHIAKIほおずき揖保川
グループホーム
対象者:A様 89歳 要介護1
<生活歴>
・戦後建具店を経営し、70歳まで活躍。
・趣味:家族や釣り仲間と旅行に行く。
・性格:世話好き。
・8年前に奥様をなくされ一人暮らし。生活支援をされている娘様たちに、感謝の気持ちをお持ちである。
・入所前は一人暮らしだったので、食事は自分で作っていた。
・傾眠が多く、昼夜逆転傾向にある。
・周囲の方との馴染みが薄い。
・喘息をお持ちで、自身で吸引されている。
<A様の目標>
「日頃、世話になっている娘たちに、わしが作ったご飯を食べさせてやりたい」
娘様たちへの感謝の気持ちを伝えるため、『おもてなし食事会』という場を設け、A様が食材調達や調理の中心となり、利用者間の交流、家族様との親睦を図りながら、A様の活性につながっていくように実施していくことにしました。
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食べることに喜びを

食べることに喜びを
発表者:Y・Y
CHIAKIほおずき神戸垂水
グループホーム
対象者:Y様 女性 96歳 要介護度2
<生活歴>
グループホーム入居前は一人暮らし。車で20分程の所に長男夫婦がいるが、仕事もあり、週に1~2度自宅へ訪問する程度。
友人も多く、外出すること(特に旅行)が好きだったが、転倒により股関節の手術を行い、それ以降引きこもりがちになり入居に至る。
<現在の状態>
加齢による体力の低下はあるものの、シルバーカーで歩行している。
排泄は見守り、一部介助にて可能。
食事は普通食をご自分で召し上がられていたが、年々、食べる意欲が減退し少しずつ咀嚼能力の低下が見られ、固いものが食べづらくなっている。
また、固い食材を長い時間、咀嚼するため、疲れも生じ提供した食事を残すことが増えてきた。
認知症状は、短期記憶障害があるが、コミュニケーションは図れており、他者との交流も活発。
理解力もあり、職員との会話も理解できている。
《目標》
☆食事することに対する意欲の向上
☆食事を残すことなく食べられるようになる
☆バランスの良い食事を摂ることで健康状態を維持する
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食で繋ぐ在宅生活

食で繋ぐ在宅生活
発表者:N・Y
CHIAKIほおずき姫路宮西
デイサービス
対象者:N様 94歳 要介護2
<自宅での過ごされ方>
・ほとんど寝ている。
・デイに行かない日は早くて12時頃に起きてくる。
・ひどい日は19時頃までベッドで横になっている。
・丸一日食べない時もある。
<ご本人様の想い>
家でずっと暮らしたい
<ご家族様の想い>
足の筋力も衰えてきて、家でこける事もある。
デイサービスに行かなかったら一日寝ているし、規則正しい生活も送れない。
私は最後まで家で見てあげたい。
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健康的で楽しい食事

健康的で楽しい食事
発表者:M・Y
CHIAKIほおずき神戸伊川谷
グループホーム
対象者:A様 92歳 要介護1
既往歴:認知症・狭心症
<A様の状況>
・入居後の体重の減少がみられる
・食事は自身でしっかり食べられているが、食器に不満を言われることがある
・本人の好みに関わらず 施設準備の食器類・ワンプレートを使用していたので食べづらい様子が見られました
・口腔ケアをご自身でされていたが、していないことが増えてきた
☆これらの問題を解決し、健康的で楽しい食事が出来るように取り組んでいきたいと思います。
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