CHIAKIほおずき
2016年度テーマ「入浴・身体の清潔保持」

発表テーマ

「入浴拒否の方への取り組み」

発表者:山本 和義
CHIAKIほおずき高砂
グループホーム

目的

対象者N様 88歳 男性 要介護2 ADL一部介助
【既往歴】
アルツハイマー型認知症、高血圧症、リウマチ
【性格】
穏やか、人想い

<<日頃の生活状況>>
・日中、フロアでTVを観て過ごされている事が多い。
・ご家族様が面会に来られると、喜ばれ笑顔でお話しをされている。
・職員が挨拶をすると、いつも笑顔で「元気か?」
「いつもありがとうなぁ」と気遣いの言葉をかけて下さる。
・夜間、トイレに数回起きられるも、よく休まれている。

日頃、穏やかで人想いの優しいNさん
しかし 入浴の時となると…

「毎日、家で入ってるから入らへん」
「足濡らしたらアカンねん」
「お前が入っておけや」 と
大声を出し、入浴を拒否され暴れてしまう怖いNさんになってしまいます。

★今回の取り組みにあたり
・Nさんが入浴を拒否される事なく、気持ちよく入浴してもらうには、
どうしたら良いか?
・入浴拒否の際でも、清潔に過ごして頂くためには?
(足にひょう疽があるので、足の清潔保持を主に)

方法

入浴拒否の軽減を考えた取り組みとして
①声掛けの工夫
②ご家族様と連携
足の清潔保持としての取り組みとして
①足浴を取り入れる

①声掛けの工夫
「今日は良い香りのするお風呂を用意したよ」
「温かいお湯が沸いたよ」
「みんなも入ったし、Nさんも入ろ」
など様々な声掛けの工夫を職員で話し合い行う。
②ご家族様との連携
・定期的に面会に来られているご家族様から入浴への
声掛けえを行って頂く。
・自宅で過ごされていた時の入浴時の様子を教えて頂く。

手浴・足浴を取り入れる
・足趾のしょう疽の確認や清潔保持を行う為に、日中の
レクリエーションに手浴・足浴を取り入れる。

結果

現在では…
①声掛けの工夫を行って…
・以前より入浴拒否は少ないが、変わらず見られる。
②ご家族様との連携を行って…
・拒否なく入浴される回数増えるも拒否される日もある
・自宅での入浴の様子がわかった

手浴・足浴を取り入れて…
・興味を示され、喜ばれる事が多かった。
・手、足の清潔保持、状態確認、爪切りを行いやすくなった。

まとめ

・生活リズム・環境を知る
・安心・信頼される関係作り
・入浴以外での身体清潔保持の方法を考える
・グループホームの特性を生かしたケア
・個別ケア
→これらを実施することで
ほおずきの基本理念である
「えみがこぼれる家庭、、、それがわたしの誇りです」の実現へ。